こんにちは!毎日、コーヒーをいれるところから朝が始まるもりこです。
さて、「コピルアク」というコーヒーはご存知ですか?
世界一高価で稀少なコーヒーと言われています。
よくTVのネタとして特集されていたので、
【ネコの排泄物(ウンチ)から取り出したコーヒー豆がどうやらクソ高いらしい!】ということを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか!(おっと、つい下品な言葉になって失礼しました)
日本でもいくつかのお店でコピルアクが飲めますが、驚愕の値段なので、もしご存知ない方が目撃したら、「一桁ゼロが多いんじゃない!?」という具合にびっくりされると思います。
タイトルにもあるように、
【驚愕の値段】最高級コーヒー「コピルアク」は値段に対して納得の価値か!?ということですが、
答えは
YES!
本記事では、その真相をひもといていきます。
バリで農園見学をしてきたので、
コーヒー好きな方や、バリが好きな方に、まさしくコーヒーブレイクのような感じに気軽にお読みいただけれる内容になっています。
ご一緒に値段に見合う価値かどうかを感じてみてください!!
コピ・ルアク(インドネシア語:Kopi Luwak)とは、ジャコウネコの糞から採られる未消化のコーヒー豆のことである。「コピ」はコーヒーを指すインドネシア語、「ルアク」はマレージャコウネコの現地での呼び名である。コピ・ルアクの起源はインドネシアである。
引用元:Wikipedia
ジャコウネコを想像してみると、家の中で飼ってるような可愛らしい猫をイメージすると思うのですが、ネコ科ではなく、ジャコウネコ科なのです。
何が違うって??
例えるならば、タヌキとアライグマほど違います。
日本名ではネコに似ているから名前にネコがつきましたが、実際はハクビシンの仲間で、どちらかというと、ネコよりハイエナに近いそうですっっ凶暴でヒトには懐きません。
まさか、日本で糞尿被害で迷惑がられているハクビシンの仲間だとは!!
ジャコウネコの糞は、こんなに重宝されるのに。。
とはいえ、私が出会ったジャコウネコは、やっぱり可愛かったですよ♪
↑↑↑確かに、発酵された納豆に似てますね。
日本の喫茶店やレストラン:一杯3,000円〜8,000円
もちろん場所によりけりですがとにかく高い!
私がバリの農園で買ったコーヒー豆:60gで28万RP:一杯約500円
ジャカルタの高級喫茶店で1杯8万RP:一杯約800円(豆1キロは最高500ドル(約4万4000円)の値がつく。)
物価の安いと言われるインドネシアの現地でもこの値段です!
冒頭でもお伝えしましたように、驚愕の値段は納得の価値かどうか、
答えはYES!
なぜなら、ジャコウネコの体内を通過することに意味があります!
140ccの一杯のコーヒーになるまでに・・・
ジャコウネコが良質なコーヒーの実だけを選抜し、ジャコウネコの体内を通ることで発酵され、肛門から排出されることでオンリーワンの香りがつく。しかもその香りは、クレオパトラすら身体に塗りたくなるという魅惑の香り!
ただでさえ、1匹のジャコウネコから一日に取れるコーヒー豆の量はたったの3gだけです。一杯のコーヒーを作るのに、10gのコーヒー豆が必要なので、少なくともジャコウネコの人生の3日分をかけてやっと飲める至福の一杯です!
そこに至るまでにもちろんヒトの労力もたくさん関わっています。
ジャコウネコは日本では動物園に数頭いるだけで、日本での生産は不可能です。
お金というもの自体に高いも安いもなく、価値が高いか安いかを決めることから考えると、「コピルアク」のコーヒーの希少価値ははかり知れないと思います。
日本の市場では8,000円するお店もあるようですが、ただでさえ、よほどこだわった店舗でしか出会うことすらできないので、その値段を払ってでも飲みたいと思わせる、それだけヒトを魅了する価値のあるコーヒーだということなので、私は納得の値段だと思います。
ちなみに、肝心の味はというと、ジャコウネコが食べるコーヒー豆の種類によりますw
最後に、
バリのお土産屋さんやスーパーなど、いたるところにコピルアクが売っていますが、残念なことにニセモノが多いようです(;_;)
購入の際は、ぜひ信頼のできるコピルアクを選びましょう。
今は飛行機もリーズナブルに乗れるので、ぜひ現地に出向いて、私と同じように農園見学しながら飲んでみられるのもオススメですよ♪
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
もりこ