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新しい薬は開発されてから処方できるようになるためには、必ず厚生労働省のお墨付き(承認)が必要になります。承認には薬の効果副作用(有効性・安全性)病気の進行に及ぼす影響の裏付けを取る必要があり、その調査が治験と呼ばれるものです。職業、性別を問わず多くの方にご協力いただいており、皆様の参加で多くの人々が救われる、とても社会貢献度の高いボランティア※です。
※ボランティアであるものの参加にかかる経費・時間等の負担を軽減する目的で負担軽減費(協力費・謝礼金)を受け取る事ができます。
治験モニターと言われるものの、簡単な例を挙げてみたいと思いますが、意外とあなたの日常に取り入れ易いもが多いです。
これを機にご自身の健康管理をもう一段階アップデートし健康な人生を手に入れましょう。
◇青汁モニター
血圧が高い人を対象に、1日一本の青汁を飲むモニター試験。モニター中は毎日青汁を飲んだことの日誌記載が必要
◇体組成計モニター
乗るだけで骨密度・身体の水分量・骨密度がわかる最新体組成計モニター試験)
◇禁煙器具モニター
タバコを吸っている気分が味わえる禁煙器具のモニター試験、発売前のトクホ健康食品の試食 など
治験モニターへの参加メリットを挙げると、健康と報酬そして何より参加自体それが社会貢献にもなるという点は外せません。
具体的には、
◇発売前の食品・医療機器を試せる
よく見かけるトクホ(特定保健用食品)もすべてトクホマークを付けるための治験が行われています。1年先の新商品が一足先に試せるのもモニター試験のいいところです。
◇最新薬での治療
おくすりの平均的な開発期間として一般的に処方できるようになるまで5~6年かかるものです、未来の治療をいち早く行える、くすりの開発の一助となれることは自分だけでなく同じ病気で悩まれている方や子の世代に貢献できる非常に社会的価値の高いものです。
◇専門医師があなたのかかりつけ医に
医師と治験コーディネーターがあなたのために診察とアドバイスをします。
◇定期的な検査でお身体の状態がわかる
定期的に通院・検査するから自分の体の状態がいつでもわかります。
◇治療にかかる負担は医療機関がサポート
決められたスケジュール・決められた施設に通っていただく治験・モニターはそれなりに負担の大きいものです。そのため治験参加の負担を減らす目的で治験協力費(謝礼)が受け取れます。
一般的には以下の流れとなりますが、具体的な流れについては各医療機関からの案内に従ってください。
1)会員登録
現在の基礎疾患、服薬状況等の確認があります
2)治験申し込み・予約
メール等で順次案内が送付されてきますが健康状態により参加できないこともあります
3)説明・検査
病院に来院いただき治験の説明・検査を行います。体調の観察で治験まで数回の通院が必要な場合があります。
4)治験参加
治験対象と医師が判断した場合、治験参加となります。期間・回数などは都度異なります。
以下は治験モニターに関する情報です。
◇症状別 治験モニター募集 -ぜんそく(JCVN) -花粉症(コーメディカルクラブ) -頭皮と髪のケア 薬用スカルプシャンプー【スカルプDボーテ】(アンファー株式会社) -メタボ・脂質異常症(JCVN) -アトピー・ニキビ(JCVN) ◇治験モニター無料登録 -治験ボランティアセンター -コーメディカルクラブ -NPO法人ニューイング |
■概要 医学ボランティア会JCVNでは、新薬、健康食品、美容用品開発の過程で実施される、臨床試験へご協力頂けるボランティアの方を募集する医療系モニターサイトです。医学ボランティア会JCVNでは喘息の方を対象に、事前検診をしていただき、症状が該当する方を喘息の新しいお薬を試していた だくモニターを募集しております。喘息試験に関する吸入ステロイド・気管支拡張剤・錠剤を使用・服用していただき、約3ヶ月から1年の間、専門の医療施設で医師の指導のもと経過を見て効果を診させていただく試験です。 |
■アピールポイント 実際に試験に参加する際は、治験コーディネーターと試験参加にあたって同意をいただいき、進めていくかたちになりますので安心です。 ※ご参加される試験によって期間や条件は異なります。 →「治験ボランティア[(JCVN)ぜんそく]」 詳細はこちら |
■概要 「目がかゆい」「マスクが手放せない」これのせいで春が嫌い、なんて思う方もいるくらい花粉症は人によってつらい病気です。そんな花粉症治験モニターの募集です。 |
■アピールポイント 参考ではありますが東京都健康安全研究センターが調査した結果では 48.8%、つまり約2人に1人は花粉症であるというデータがあるくらい身近な病気です。 そんな花粉症の治療というと ・アレルギー症状を抑える薬を点眼や服薬する ・マスクやメガネなどで花粉を吸収しないよう予防する などが一般的ではありますが アレルギー反応しやすい鼻の一部分を治療するレーザー療法や 少しずつ花粉を体内に取り入れることで花粉のアレルギー反応そのものにアプローチする免疫療法 など新しい治療がたくさん生まれています。 →「花粉症(コーメディカルクラブ)」詳細はこちら |
■概要 頭皮と髪をケアする。薬用スカルプシャンプー&薬用トリートメントパックのお試し案件。 |
■アピールポイント 薬用スカルプシャンプー&薬用トリートメントパックを頭皮、仕上がりで選べる3つのタイプからお得な価格でお試しいただけます。 脂性肌:頭皮のベタつきをスッキリ洗い流したい(ボリュームタイプ) 乾燥肌:頭皮が乾燥しやすくうるおいを与えたい(モイストタイプ) 混合肌:頭皮のベタつきも気になるが、うるおいを与えたい(ミックスタイプ) →「ノンシリコン処方で、潤い成分(湿潤剤)コラーゲンを新配合【スカルプDボーテ】」のお試しはこちら |
■概要 メタボ・脂質異常症でお悩みの方を大募集。 ・体を動かす事がほとんど無い方 ・脂っこいものや甘いものが大好きな方 ・LDL(悪玉)コレステロール中性脂肪が高いと診断された事がある方 ・BMI数値が25以上ある方 ◇メタボ・中性脂肪/脂質異常症」とは 2007年7月に「高脂血症」から「脂質異常症」に改名され、血液中に含まれるLDL(悪玉)コレステロールと中性脂肪(トリグリセライド)のどちらか一方、あるいは両方が過剰な状態、又はHDL(善玉)コレステロールが少ない状態をいいます。 ■アピールポイント 治験ボランティアのメリット ・メタボ・中性脂肪/脂質異常症の新しい治療方法が受けられます。 ・専門医師による診察とアドバイスが受けられます。 ・定期的にご自身のお身体の状態をチェックできます。 ・治験参加による負担を軽減する目的で、治験協力費(謝礼)が受け取れます。 →「メタボ・中性脂肪/脂質異常症治験ボランティア(JCVN)」無料登録はこちら |
■概要 アトピー・ニキビ治験参加者募集中!「よくならない」お肌のトラブルと闘うあなたに。治療モニター(治験)を試してみませんか? |
■アピールポイント お肌の病気は様々な原因が絡み合い肌に出てくるものです。同じ病名診断を受けても症状の程度や原因により治療方法が全く異なってくるのです。その中で医師が人それぞれの症状の程度や原因を特定しながら、最適な治療法を選ぶ事で、あなたの病気がよくなっていくのです。市販の治療薬で治ることもありますが、それで悪化して一生跡に残ってしまう人もいます。なので、専門の医師のもとで適切な治療を受けられることをオススメします。 →「ニキビ・アトピー治験ボランティア(JCVN)」はこちら |
■概要 健康な方が参加する、お薬または食品の使用モニター様の募集です。直近では、「ワクチン接種の実益モニター」「入院を伴うガッツリモニター」「健康食品や化粧品のプチモニター」にご参加いただける方を募集しております。 |
■アピールポイント ご協力頂いた方は、負担軽減費と呼ばれる金銭をお受け取り頂ける他、最新の医療を診察費のみで受けることができ、通常の健康診断では実施されないような精密な検査も受けられます。私たちのご紹介だけでも年間1万人近い方が参加される、社会貢献度も高いボランティアです。食品・化粧品モニター試験とは、健康食品、化粧品の効果・効能を確認する為、数週間の間、摂取または使用して頂き、その間に数回、血液検査やアンケート調査にご協力頂くものです。ご協力頂いた方には「協力費」が支払われ、また最新の健康食品や化粧品を無料で試すこともできるので、大変人気の高いモニターです。→「健康な方向けモニター無料会員登録(治験ボランティアセンター)」 詳細はこちら |
■概要 コーメディカルクラブボランティア会による治験モニターの募集です。 |
■アピールポイント 治験やモニター参加は参加者自らの意志で参加いただくボランティアと呼ばれるものです。ですが一般的に無償の奉仕活動で考えられやすいボランティアとは違い お身体の負担・時間の負担など様々な負担を考慮した上での協力費(負担軽減費)を参加者にお渡ししております。治験の基本原則として参加者の人権と安全を第一優先とし、治験実施までにとても厳しい基準、ハードルを乗り越えています。また、どんなものであれ薬は身体に影響を及ぼすものです。基本的には良い方向に作用するものですがお身体の相性や現在お使いのお薬、お持ちのご病気などで効き目や作用が変わってくることがあります。実際に参加する際には詳しいご説明や検査を行ってからとなりますので、最終的にはご自身の判断とはなりますが十分に考慮されているということをご理解いただけたらと思っております。→「治験モニター無料会員募集(コーメディカルクラブ)」はこちら |
■概要 運営団体のNPO法人ニューイングは、長年において治験の普及に取り組んできたNPO法人(特定非営利活動法人)です。製薬・医療業界でのネットワークを活かし、信頼できる治験情報をご紹介します。 |
■アピールポイント お薬には必ず効果とそれに伴う副作用があります。予想される副作用などに関しては、事前に専門医より詳しく説明します。参加の有無についても、副作用などの説明後に確認いたしますので、納得した上でご参加いただけます。また参加したあとでも理由を問わずいつでも自由に参加をとりやめることができます。万が一治験に参加したことが原因で健康状態が損なわれる状況が発生してもご安心ください。製薬会社や、医療機関スタッフが適切な治療、処置を行います。また必要に応じて補償が受けられます。どのような補償が受けられるのかは参加意思を確認する際に説明があります。→「治験情報サイトニューイング無料会員登録(NPO法人ニューイング)」はこちら |
今から20年ほど前、僕が学生だった頃、「寝ているだけで●万円」「目薬さすだけで●万円」なんてことを言う先輩がいました。当時は怪しいこと言うなぁ、ヤ○ザに内臓売るみたいなのと同列のやつだろなって聞き流していたけど、今思うと、単なる(れっきとした)治験モニターだったのだなって事がわかりました(金○先輩すみませんでしたww)。
ちなみに本記事執筆時点、例の新型ウィルスによって東京オリンピックが延期されるニュースが出てきたところで、世界中がその脅威に晒され経済損失も計り知れないとされています。
ただ本記事をまとめている中でこうした未知のウィルスに対する新薬の開発に今もなお懸命に取り組まれている研究者の方々や検体を提供される患者さん達がいる事が脳裏に浮かんだと共に、治験は単なるお金稼ぎに留まらない、社会貢献、経済発展の一助になる尊いものなのだと強く思いました。早くこの騒動が治れば良いなと。
もりぞう