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セルフイメージを定期的にチェックする【30代にしておきたい17のこと】より

セルフイメージを定期的にチェックする(本田健 著)だいわ文庫】より

引き続き本田健さん著「30代にしておきたい17のこと」の第4章について語ります。

本章は、30代で消え去った20代のころに抱いた幸せに対する幻想を、30代において幻想から現実に昇華させるための考え方が述べられていて、自分の勝ち(負け)のパターンにフォーカスされた前章と異なり、自分にとっての幸せの捉え方がどうあるべきなのかという点にフォーカスされた内容となっています。

また、多様性が認められる現代社会に沿った考え方も記されていてとても参考になる章だと思います。
付け加えると、30代でなくとも40代以上の方でもまだまだ取り込める内容なので臆せず読んでいただければと思います。

それでは参りましょう。

本記事の目的

自分にとっての幸せ(セルフイメージ)とは何か認識する。また必要に応じてそれを変化させることの意義を知ることで、新たな生き方を再定義するための考え方が身につきます。

内容

    ・自分の人生には何がふさわしいのか
    ・パターンを変えて、今までのセルフイメージを壊す
    ・自分にとっての幸せ、豊かさを定義する

自分の人生には何がふさわしいのか

20代ではどんどん変わっていたセルフイメージも、30代になると固まってきます。例えば収入、職業、パートナーというように自分の限界を感覚的に知るようになります。

セルフイメージとは、自分が誰なのかというイメージです

知らずしらずに固定化されていくセルフイメージを、定期的にチェックしていくことで、自分の考え方、感じ方が固まっていないかということをチェックするようにしましょう。

セルフイメージをチェックしておくと、自分がどんな状態にいるのか、よくわかります。そして「自分には、何がふさわしいのか」を落ち着いて考えてみましょう。

上記は”30代にしておきたいこと17のこと”第4章を一部抜粋・一部編集したものです。

以前の記事でも書いたのですが、よくも悪くも自分を取り巻く様々なことの先が見通せるようになってくるのが30代です。

早い人なら10代、20代で感じ取り行動に移す人もいるでしょうが、のらりくらり生きてきた僕自身含めて、大半の人は30代を迎えるあたりから、実感し始めることなんじゃないでしょうか。

なのでこの節では、そのセルフイメージを凝り固まらせないよう常にチェックし正していくことが謳われています。自分の人生には何がふさわしいのか、人生に何を求めるのかを再度考えることが重要だというご主張ですね。

僕は40歳ですが再度このセルフイメージのチェックから改めてやっていきたいと感じています。40代以上でこの記事を読まれている方も是非これから一緒に取り組んでいきましょう。

「自分には、何がふさわしいのか」という点から、落ち着いて考えてみることから始めましょう。始めることに遅すぎることはないのですから。

パターンを変えて、今までのセルフイメージを壊す

人生を展開させるには「パターンを大きく変えてみる」とうことがあります。「パターンを変える」とは、今までの自分のやり方や考え方、立ち位置や役割を変えてみるということです。

仕事のやり方を変えてみる、お金の受け取り方を変えてみる、投資に挑戦してみるといった、普段やらないことをどんどんやってみましょう

パターンを変えることで、いままでのセルフイメージを壊すことができます。そして一度壊れたら、また新しいものにつくり変えるチャンスになります

上記は”30代にしておきたいこと17のこと”第4章を一部抜粋・一部編集したものです。
僕の30代はある程度こう言ったパターンの変化を色々と取り入れてきました(転職、結婚、スキルアップのため自己研鑽といったところです)。

ただ、結果的に自分自身の仕事については、失敗という形に終わりましたが、妻であるもりこさんの活動に関してはとてもプラスになる働きができたと思っています。

なので、うまくいくパターンもあればそうでない残念なパターンに終わることもあるのだという認識は必要で、そのリスクヘッジは30代の大人としてきちんと備えておくことが大切だとも思いました。
僕のリスクヘッジは、もりこさんの活動の応援でした(陰ながらですが、気持ちの上で)。

ただ、ここでも繰り返しますが、40代でもこれら「やり直し」は僕自身まだまだできるという感覚です。諦めずに取り組み続けることができればいつか成功パターンにはまることを信じ、40オーバーの皆さんも、まだまだこれから!一緒に頑張っていきましょうね。本当に(半分自分に言っています)。

自分にとっての豊かさを定義する

30代に入ると20代の頃の幻想は消えて無くなっていきます。20代に抱いた様々な願望もリアリティのないイメージでしかないことに気づき、そうした現実を知っていく時期だと言えるかもしれません

現実的な自分の人生の大枠をつかみ始めた30代に、自分にとっての「幸せな人生」を定義しておくのはとても大切です

幸せの意味は30年前に比べたら、とても多様化しています。幸せの基準が不明確だとまわりの風に流されます。大切なのは自分にとって「幸せって何?」という問いに対する答えを明確にしておくことです。

上記は”30代にしておきたいこと17のこと”第4章を一部抜粋・一部編集したものです。
この節については前半部分には反論させて欲しいところです。40代でも現実のイメージは変えていけるし、むしろ人生の大枠をつかみ始めた30代でこういった多くの人が成し遂げられるのかが疑問に思えるので。

僕はこのブログを通じて、40代でも現実のイメージは変えていけることを証明していきます。

現実主義に立つ方には懐疑的に思われるかもしれませんが、そこはそっと見守っていただけさえすれば嬉しいですし、そうして下さい。そして、もちろん賛同いただける方とは一緒に取り組んでいければなと感じていますので是非TwitterでDMください!

一方後半に記載されている、「自分自身の幸せの定義を明確に」という点については同意です。

仰る通り様々な価値観の中で様々なゴールがあって良いと思います。無理せず緩くでも、がむしゃらに出世を望むでも本人の価値観に添い各自で決めていけば良いとぶっちゃけ思います。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。

本章では自分にとっての幸せの捉え方がどうあるべきなのかが記載されていましたが、特に「セルフイメージを凝り固まらせないように」という点については年代問わず僕自身も継続的に振り返り、反省していくことは40代でもまだまだ続けていきたいと感じています。オーバー40もまだまだ元気なので!!

もりぞう

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Moriko