この記事は、これからランニング動画を撮ろうと考えている方や、今お使いのアクションカメラよりも、よりランニングに適したアクションカメラを探されている人のための記事です。
今回は、巷で話題のコンパクトなウェアラブルカメラ「Insta360 GO2」をランニングに使ってみたので、その使用感をお伝えします。
ちなみに、この記事では製品自体の細かい仕様や小難しい機能に関する説明はしません。というか出来ません。。
何せただの素人ですから。。
カメラや映像については詳しくありませんし、、映像分野の深い情報を知りたい方は別のサイトで確認される事をオススメします。
あ まだ別のサイトに行かないでください!!
カメラや映像には詳しくありませんが、ランナー目線の製品レビューという点で多少有益な情報も書いたつもりなので、本記事が「Insta360 GO2」を買おうかどうか悩んでいる方の最後の1歩を踏み出す手助けとなれば幸いです。
購入を迷う方へ一番伝えたい事。
それは「サクッとポチりましょう」です。
アクションカメラってそれなりの価格がするし失敗したくないですよね。これって人間なら誰しも抱く考えだと思います。僕自身もそうでした。でも既にInsta360 GO2を手にして、僕自身はとても満足しています。ただ購入前は、あなたと同じ様に迷っていました。
そして今、強く感じていることは「さっさと買っておけば良かった」です。理由は単純で「迷っていた期間、ランニングを動画で記録することができなかったから」です。
僕自身はYoutuberではないので「配信できなかったその間の収益が・・・」とはらないものの、Insta360 GO2ってランニング以外でも用途があるのでこういった日常の記録残さずおくのは、純粋に勿体無いんですよね(メーカーの公式動画を載せておくのでイメージを膨らまして下さい)。
それから、こういったアクションカメラって今後も各社発売してくるはずなので、新作に対して迷ってばかりの人は、結局その迷いのループが今後も繰り返されて、いつまでもアクションカメラを手にできない沼にハマってしまう事になるんですよね。
ハマるだけならまだしも、最悪なのは迷いの沼に ”沈没” してしまって「生涯アクションカメラを手にすることがなかった」なんて悲し過ぎますからね。勇気を出しましょう。
てな訳で、迷えるあなた対する、僕なりのアドバイスは、、「まずは買って試してみましょう。ダメならメルカリへ!」
こんなスタンス どうですかね。。
感動のひと時はプライスレスです。そしてタイムイズマネー!なのですから。
結論「使えます」。
こんな感じの動画になります。
およそ1キロ6分程度の速度でジョグをしています。海が超綺麗ですが無加工です(凄いですよこのカメラ)。
ただこのカメラ、購入に際しては事前に理解しておくべき事があるので次の事を参考にして下さい。
少し小難しい話になりますが、Insta360 GO2のみならず、Youtube動画を作成する際に理解しておくべきカメラの設定に関してです。
まずは、画質を示す基本情報についてです。各々数値が高いほど高画質の映像となりますが容量の大きなデータになってしまいます。
容量の大きなデータは動画を撮影する側にも視聴者にとってもデメリットがあるので注意しましょう。
映像のきめ細かさを示すもので Insta360 GO2では、”○○○p” と表されます。
値が高いほど細部まで描かれた動画になります。
-720p: HD(ハイビジョン画質)
-1080p:フルHD(フルハイビジョン画質)
-2106p:4K
1秒間あたりの映像のコマ数を示すもので、Insta360 GO2では、”○○○fps” と表されます。
一般的に値が高いと滑らかさが増して高画質の動画になります。
-29.29fps:地上デジタル放送
-24fps:映画
また、Youtubeに動画をアップするのであれば、次のことを理解しておきましょう。
Source: StatCounter Global Stats – Screen Resolution Market Share
話をInsta360 GO2に戻しますね。
ランニング時にアクションカメラを使う時は「手持ち」「キャップにマウント」「定点に設置」というの基本ですがInsta360 GO2だと、どの方法も選択可能です。
オススメは「キャップにマウント」による視線動画です。とは言えInsta360 GO2は小さくて軽いのでどの方法でも扱い易いです。
繰り返しになりますが、ランニングに使用するのならキャップにマウントするのが断然オススメです。簡単に取り外せるし小さく軽いので装着感が無いのです。
オススメのキャップにマウント
磁気ストラップだと胸元に装着できます。
色々な場所にマウントさせるためののアクセサリもあります。
充電ケースは自立するのでスタンドにもなります。
Insta360ストアサイトより
イマイチな点は2つあって
「バッテリーの持ち」
「15分以上のランニングの継続撮影が不可」
の2点です。
上記2点はランニング動画を撮るに当たって致命的かつかなりネガティブな情報ですがうまく使うための方法があるのでお伝えします。
それは「重要なシーンに絞って撮影をする」です。当たり前過ぎですが、例えば、1時間のランニング動画を作ったとしても、その動画を1時間延々と観続けられる人って、ぶっちゃけ稀だと思うのですね。というかいないですよね。
なので、景色が良いとか、ここは記録に残したいというシーンのみを選択的に撮影しましょう。
そのためには、一度の充電でどの程度の撮影が可能かを把握する必要がありますね。
以下ではそんな疑問にお応えするため検証してみたので活用して下さい。
前提
・Insta360 GO2のバッテリーを100%にした状態からバッテリー切れするまで、連続して何本の動画を撮ることができるかを確認。つまり、ランニング時は充電ケースを携行しません(=ランニング途中の追加充電はしない)。
・Insta360 GO2では1回の撮影時間を「30分」「15分」「10分」「5分」「1分」「30秒」「15秒」から選べます。ただし「30分」の設定は空冷の効くオートバイやドローンに設置する事を想定されている事から、「30分」を選択すると「オーバーヒート」の警告が出ます。警告を無視して設定することはできますがオススメしません。なぜならInsta360 GO2はオーバーヒートを検知すると自動で撮影をストップしてしまうからです。せっかく撮れていると思っていてもあとから確認した時に「撮れてない。。。」と言うことがあるのです。以前は「オーバーヒート」の警告って、出なかったと思うのですが最近のファームウェアのアップデートで対応されたのでしょう。と言う訳で、以下の実験では、「30分」の設定は省きました。
・Insta360 GO2の撮影モードは「標準」とし、解像度とフレームレートは各々「1080p」「30fsp」。
・あと、外気温の状況によってはバッテリーの消費も変わってくるのであくまで参考データと言うことでご承知おき下さい。
カメラの撮影指定時間 | 撮影できた動画の本数 |
15分 | 15分動画を1本 (2本目の動画は8分49秒まで) |
10分 | 10分動画を2本 (3本目の動画は9分24秒まで) |
5分 | 5分動画を4本撮影 (5本目の動画は2分21秒まで) |
1分 | 1分動画を27本撮影。 (27本目の動画は2秒だけ) |
30秒 | (>_ |
15秒 | (>_ |
注意:Insta360 GO2は機器本体の温度が上昇し過ぎた時(オーバーヒート)、撮影中でも機器を強制停止する機能が備わっています。
また、環境によって上記の通りにはならないことがありますのでご注意ください。
その他ネットショップへのリンクはこちら
以前、Omicamというカメラも使っていました。画質や軽さはInsta360 GO2に及びませんが「ビデオスナップショット」で3分毎に15秒撮影する機能を用いれば、15時間という長時間のライフログを記録できます。長時間撮影がしたい場合は、Omicamを検討しても良いかもしれません。
ウェアラブルカメラ「Omicam」の紹介です。ランニングのトレーニングの中で、スマホを用いてフォームチェックや記録をすることがありますが、スマホを自撮り棒で持って走ると腕が振れず走りにくい。スマホを三脚に固定してしまうと走っている時の臨場感や空気感を残らない。こんな問題をウェアラブルカメラOmicamは解決してくれます