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【比較レビュー】ズームフライ3とヴェイパーフライネクスト%のサイズ感や違いを履き比べ

【比較レビュー】ズームフライ3とヴェイパーフライ ネクスト%のサイズ感や違いを履き比べ


こんにちは。もりぞうです。

今も話題を事欠かないナイキの厚底シューズですが、お正月の箱根駅伝などでよく見かけられたピンクのシューズ「ヴェイパーフライ ネクスト%」の次期バージョン「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト% (以下、アルファフライ)」が、来る3月1日の東京マラソンでお披露目されることになり、その話題は引き続き絶えることはないと思われます。

そして、その東京マラソンでは大迫選手、設楽選手、井上選手といった有力選手の面々が、日本最高記録の更新と東京オリンピックへの出場権をかけ、おそらくこのシューズを実践投入してくるはずです(きっと選手の足元は黒/緑のシューズで溢れることになるでしょうね)。

とはいえ、当然ながら本記事の執筆時点、未発売のこのシューズを僕が手にしていることなく、また、発売されたとしても僕を含めて多くの市民ランナーの皆さんの脚元に届くのは、かなり先になると思われます。

なので、今回は比較的入手しやすい「ズームフライ3」と「ヴェイパーフライNEXT%」について自分なりの比較インプレッションを記してみたいと思います。両シューズともカーボンプレートの入った、いわゆる厚底シューズです。

※ちなみにナイキ公式によると3月1日から以下の条件でアルファフライの先行販売が開始されるそうです。指定期間に指定アプリを使いかつ規程の記録の突破が条件なのだそうです。

ズームフライ3とヴェイパーフライ ネクスト% の比較の観点>

    -特徴(ナイキ公式より)
  1. -サイズ感/フィット感
  2. -試走した感想
  3. -「ズームフライ3」と「ヴェイパーフライ ネクスト%」を買ってよかったか

結論から言うと(非常にベタで恐縮ですが)「ズームフライ3」を練習用に、「ヴェイパーフライNEXT%」or「アルファフライ」をレース用に、と言うのがベストなんじゃないかと思っています。
それでは順にレビュー記載していきますね。

特徴(ナイキ公式より)

◇ズームフライ3

パワフルなレース用シューズ。
ナイキ ズーム フライ 3 ライズは、ヴェイパーフライからヒントを得て、長距離ランナーに必要なレース中の快適性と耐久性を追求。カーボンファイバー製プレートのパワーにより、何キロでも走り続けられます。
最高のクッショニング
フルレングスのNike Reactミッドソールと軽量で耐久性に優れたフォームが、クッション性と反発力を両立。抜群に滑らかな履き心地を提供します。

スピードを感じさせるデザインと履き心地
軽量のアッパーがスピード感あふれるスタイルを演出。インナースリーブとローカットの履き口が、足にぴったりフィットしてレースにも最適です。
後押しされる感覚
ミッドソール内側のカーボンファイバー製プレートが、繊維層を収縮または膨張させることで、ストライドの柔軟性を最大限に高めます。

その他の特長
シューレースに寄り添う土踏まずのバンドが、甲まわりにかかる圧力を軽減。
かかと部分の履き口が後ろに広がったデザイン。足首に接触しないので、アキレス腱への圧迫を軽減します。前足部とヒールにラバーを配したアウトソールで耐久性を強化。

商品の詳細
重量:約274g (メンズサイズ28cm)
オフセット:11mm (前足部23mm、ヒール34mm)
(高視認性の) 個人用保護具としての使用を目的とした商品ではありません
表示カラー: ホワイト/メタリックサミットホワイト/レーザークリムゾン
スタイル: AT8240-101
原産地: ベトナム

◇ヴェイパーフライNEXT%

スピードアップした最速マラソンシューズ。
ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%は、史上最軽量のデザインでスピードを実感できるシューズ。記録破りの速さをサポートします。新年に多くのランナーが駆け抜ける日本の山岳風景をイメージ。7日間返品ポリシー適用 スピードアップした最速マラソンシューズ。

2021年8月10日更新:返品ポリシーが変わっており、使用後の返品はNGとなっています。。。ご注意ください(2020年11月からのようです)

ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%は、史上最軽量のデザインでスピードを実感。記録破りの速さをサポートします。足元のクッショニングを増強しながら、軽量化を実現。かつてないほどのエネルギーリターンと快適な履き心地を提供します。

特長
Nike Running史上最大のエネルギーリターンを生み出すNike ZoomXフォームを増強したネクスト%が、レース当日に反発力に優れた履き心地を発揮。
エンジニアード加工のウーブンメッシュ素材、VaporWeaveを表面に使用。軽量で通気性に優れ、しっかりと快適なフィット感を提供。
軽量のサイドサッシに改良したシューレースを通すことで、土踏まずのバンドを排除し、シューズの軽量化と腱上部の圧力を軽減。
ミッドソールに採用したフルレングスのカーボンファイバープレートが、つま先を曲げるときのエネルギーロスを抑制。
つま先部分を広くし、余裕のあるフィット感を提供。足先の動きもしっかりカバー。
縦方向のフレックスグルーブ (アウトソールやミッドソールにある溝) をアウトソールに備え、あらゆる天候と路面でのトラクションを強化。
スピード感があるトランスルーセントの格子状パターン。

新しいシューレース
軽量のサイドサッシに改良したシューレースを通すことで、土踏まずのバンドを排除し、シューズの軽量化とアキレス腱上部にかかる圧力を軽減。

その他の特長
ミッドソールに使用したフルレングスのカーボンファイバープレートが、つま先を曲げるときのエネルギーロスを抑制。
つま先部分を広くし、余裕のあるフィット感を提供。足先の動きもしっかりカバー。
フレックスグルーブ (アウトソールやミッドソールにある溝) をアウトソールに備え、あらゆる天候と路面でのトラクションを強化。

その他の特長
ミッドソールに使用したフルレングスのカーボンファイバープレートが、つま先を曲げるときのエネルギーロスを抑制。
つま先部分を広くし、余裕のあるフィット感を提供。足先の動きもしっかりカバー。
フレックスグルーブ (アウトソールやミッドソールにある溝) をアウトソールに備え、あらゆる天候と路面でのトラクションを強化。
表示カラー: オーロラ/ブラック/サミットホワイト/ハイパークリムゾン
スタイル: CD4553-300
原産地: 中国

サイズ感/フィット感について

◇ズームフライ3

ズームシリーズは前足部が湾曲しているのでその湾曲にあうように母子球を位置させる必要があると感じていて、僕の場合、普段のスニーカーよりもやや小さめをチョイスしています。具体的には普段の街歩き用スニーカー26cmに対して、ズームフライ3ではサイズを25cmがフィットします。

それでも爪先部分の余りは、およそ1cm程度あります。ただこれはレース後半に生じる足のむくみを考慮するとこのくらいで良いとするのがセオリーなのでしょうが心持ち大きいと言えるかもですがここは個人の好みですね。


心持ち大きいと感じる原因は、ヒールカップが貧弱で柔らかく、かかとのフィット感が今ひとつで走行中少し動きが感じられるから。実際はもうワンサイズ小さい24.4が最適なのかもです。ただ僕は扁平足なので24.5cmだと横幅が狭くなるので考えものです。。悩ましいですね。

とまぁ、そんなイチャモンをつけつつもフルオーダーではないのだから、あとは靴下やシューレースの締め付けの工夫でなんとか対応すべきということも感じている次第です。

と言うわけで「ズームフライ3」に関してはヒールカップをもう少し固めして欲しいと思うところが残りますが次期バージョンに期待したいところです。

◇ヴェイパーフライ ネクスト%

【比較レビュー】アルファフライネクスト% とテンポネクスト%のサイズ感・履き心地

市民ランナー向けの大会は軒並み中止となっていますが今回はアルファフライネクスト%のレビューです。ズームフライ、ヴェイパーフライネクスト%、ペガサス37、テンポネクスト%についてのレビューは終えていたものの、履きそびれていたアルファフライネクスト%のレビューもしていきたいと思います。

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「ズームフライ3」同様、前足部分が湾曲しているので普段のスニーカーよりもやや小さめをチョイスしていて、前述の「ズームフライ3」同様、サイズは25cmを使っています。

ズームフライ3と違う点としては、ややコンパクトになっている点です。爪先部分の余りが同サイズのズームフライ3と比べて少なめで、ヒールカップの補強も厚めにされているため走行中にかかとが動く感じもありません。まさにジャストフィットと言う感じです。

試走した感想

各々履き比べた感想です。方法としては以下のトレーニングにおける僕の肌感覚としてどんな感じだったかを記載しています。先に結論を書くと ”「ヴェイパーフライNEXT%」凄い” でした。

【試走内容】
・10分間の軽いJOG(5分/km)

・1kmの快調走(3分20秒)

※今の僕の走力は1km 3分20秒/km×3本が目一杯)

◇ズームフライ3

カーボンプレートの恩恵を感じられます。ヒールカップの補強によるかかとのズレ感が払拭できれば練習用としては100点ですね。ただ1kmの快調走(3分20秒)は少しキツさを感じました。

◇ヴェイパーフライ ネクスト%

とにかく凄い。これはちょっと中毒性ありです。
1kmの快調走(3分20秒)も連続で5kmくらいは行けるんじゃないかといった余裕が感じられました。
余談ですが、僕の地元京都では小学生が京都市内を疾走する「大文字駅伝」と言うのがあるのですが、先日の開催で「ズームフライネクスト%」を履いている少年が見受けられましたが、この先親御さんはこの先大変だと思いますね。”少年「もうこれしか履かへん」”とか言い出すのではないかと心配ですね。

#シューズ自体が軽い
#フィット感バッチリ
#ロイター板に乗っている感じ(Dr.中松はこれを作りたかったのだろうな)←古い?
#いい値段する

「ズームフライ3」と「ヴェイパーフライ ネクスト%」を買ってよかったか

結論、よかったです。当分ナイキ信者継続です。

さいごに

「ズームフライ3」は供給も追いつき、誰もが買えるものになっています。なので「ズームフライ3」で厚底シューズになれた上で、チャンスがあれば「ヴェイパーフライ ネクスト%」や「アルファフライ」といった上位モデルの購入を虎視淡々と待ち受けると言うのが良いのではないでしょうか。

おそらく東京オリンピックは「アルファフライ」一色でしょう。一般ランナーの皆さんは秋からのマラソンシーズンに向けて購入のチャンスを伺う形になるでしょうね。

ちなみに品薄の「ヴェイパーフライ ネクスト%」を買えたのは、つい先日の明け方ナイキアプリをなんとなくチェックした時に在庫があることを偶然見つけたからです。どういうタイミングだったのかわかりませんが ”常に在庫をチェックする” この手段が「ヴェイパーフライ ネクスト%」を入手するために有効だと思っています)

その他、海外サイトから輸入すると言う手もありますね。僕は海外のサイトで当時品薄だった「ヴェイパーフライ 4%」を複数購入しストックしています。輸送費と関税がかかりますが割と在庫が潤沢だったりします。

以上が「ズームフライ3」「ヴェイパーフライ ネクスト%」の比較インプレッションでした。シューズはランニングの快適性さらにはモチベーションの維持に大きく寄与してくれますので、これを機にご自身にあったランニングシューズを探されることをお勧めします。

ランニング動画を撮りましょう!

僕はYoutuberではありませんが、アクションカメラでランニング動画を撮っています。

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