ナイキ リアクト インフィニティ ラン フライニットの評価
先日発売された「ナイキ リアクト インフィニティ ラン フライニット」を購入したのでレビュー記事に残します。
ここでは話題の厚底シューズ、ヴェイパーシリーズをレース用とした場合に練習用に位置付けられると考える2つのシューズ「ナイキ ズーム ペガサスターボ 2」「ナイキズームフライ3」の2製品を合わせて使用した感想を、僕の主観でお伝えしようと思います。どれが練習用に最適なのかご購入の一助になれば幸いです。
製品概要
まずは3製品それぞれの製品概要になります。
各々ナイキ公式サイトより一部抜粋してきたものです。
ナイキ リアクト インフィニティ ラン フライニット
・安定して走り続けられるデザイン
ナイキ リアクト インフィニティ ラン フライニットは怪我を防ぎ、ランニングし続けられるようにサポートするデザイン。多くのフォームと改良されたアッパーのディテールがしっかりとしたクッション性を発揮。・軽量でしっかりとしたフィット感
より強く丈夫な新しい Flyknit を使用。軽量かつ柔軟に足ををしっかり固定。・優れた安定感
フォームを厚くし、柔らかい吐き心地を実現。安定感ある幅広の形状。・滑らかな履き心地
ナイキリアクトフォームのミッドソールの形状がランナーの着地時のクッショニングからの柔軟な蹴り出しを滑らかにサポート。・その他の特徴
フォームと足の間隔を狭め、柔らかく反発力に優れた履き心地を実現。またアウトソールのラバーを増量し耐久性を強化。◇大胆なテストを実施
226人の男女に12週間のランニングトレーニンングプログラムを実施したところ、ナイキ リアクト インフィニティ ラン フライニットは、ナイキ エア ズーム ストラクチャー 22と比較して、怪我を52%削減。<怪我*の発生率>
・ナイキ エア ズーム ストラクチャー 22 : 30.3%
・ナイキ リアクト インフィニティ ラン フライニット : 14.5%*「怪我」の定義は、参加者の判断によりランニング関連の痛みで、3日もしくはそれ以上連続してランニングができなかったことを指す。
ナイキ リアクト インフィニティ ラン フライニット(Men’s)はこちら
ナイキ リアクト インフィニティ ラン フライニット(Lady’s)はこちら
ナイキ ズーム ペガサスターボ 2
・軽く滑らかレースに向けたトレーニングに最適
羽のように軽いアッパー
エネルギリターンに優れた革新的な反発力
長距離トレーニングに最適なシューズ”・メッシュで通気性を確保
厚みのあるあるメッシュで従来モデルよりも軽量化
通気性が実感できるトランスルーセントの素材を使用・距離を重ねても快適
脚中央部から爪先までは部分的にインナースリーブを配置
スピードアップした長距離とレーニンングをサポート・その他の特徴
超軽量のNikeZoomXミッドソールがNikeRunning史上最も高いエネルギーリターン率を実現
ナイキ ズーム ペガサス ターボ 2 (Men’s)はこちら
ナイキ ズーム ペガサス ターボ 2 (Lady”s)はこちら
ナイキ ズーム フライ 3
・パワフルなレース用シューズ
ナイキ ズーム フライ 3はヴェイパーフライ からヒントを得てレース中の快適性と耐久性を追求。カーボン性プレートのパワーにより何キロでも走り続けられる・最高のクッショニング
フルレングスのNike Reactミッドソールと軽量で耐久性に優れたフォームが、クッション性と反発力を両立。・後押しされる感覚
ミッドソール内側のカーボンファイバー製プレートが、繊維層を収縮、膨張させることで、ストライドの柔軟性を最大限に高めます。・その他の特徴
・シューレースに寄り添う土踏まずのバンドが甲回りにかかる圧力を軽減
・前足部とヒールにラバーを配置したアウトソールで耐久性を強化
重量の比較
重量とヒール高は以下の通り。ナイキ リアクト インフィニティ ラン フライニットはかなり重さを感じました。ズームフライ3の重量と比較して約20gと近しいですが、カーボンプレートの有無によるものか重さは全く異なって感じました。
–ナイキ リアクト インフィニティ ラン フライニット
重量:約291g(メンズサイズ28cm) ヒール33mm–ナイキ ズーム ペガサス ターボ 2
重量:約231g(メンズサイズ28cm) ヒール24mm–ナイキ ズーム フライ 3
重量:約274g(メンズサイズ28cm) ヒール34mm
レビュー
以下にて僕の独断と偏見から順位付けしてみました。主たる観点はアイアンマンフィリピン大会に向けて快適なトレーニングを継続して行えそうか否かです。
Best
3足を吐き比べた感想ですが結論から言うとベストは「ナイキ ズーム フライ 3」。
理由はやっぱりここ最近のカーボンプレートが入ったシューズに対する慣れ。フォアフット走法を意識するように変わってからカーボンプレートがないと何か物足りなさを感じてしまいます。
控えめに言って、もう手放せないレベル。と言うかこれにズームXのミッドソールかましたものがヴェイパーシリーズに当たるので当然の結果。
Better
次に使えるのは、ナイキ ズーム ペガサス ターボ 2です。軽さと僕自身の足へのフィット感は前述のズームフライ3よりも秀でています。ですがやっぱりカーボンプレートが組み込まれていないことから物足りなさを感じました。
Not good
そして残念ながら最後にナイキ リアクト インフィニティ ラン フライニットです。。このシューズ、構造的に僕には履きこなせないシューズでした。
理由は足を入れた瞬間に感じたアーチ(土踏まず)部分のサポートが大きすぎる点。僕は扁平足なのでこのアーチサポートが大きいと足底筋膜炎を起こして走れなくなってしまうのです。室内で足を入れた瞬間に分かりましたから。「これでは走れない」と。
逆にアーチの持ち上がった綺麗な足をされた方にはフィットするのでしょうね。この辺りは好みの分かれるところでしょう。「怪我ゼロ」を謳うこのシューズ、僕も履ければ良かったですがとても残念でした。
最後に
ということで今回購入した、ナイキ リアクト インフィニティ ラン フライニット は嫁もりこさんに託すことになりました(これでもっと走って痩せてくれればいいのだけどw)。
それからこのレビューを通してアイアンマン・フィリピン大会までのシューズ計画も概ね固まりました。こんな感じです。
■レース
ヴェイパーフライNext%
■トレーニング
メイン:ナイキ ズーム フライ 3
ヴェイパーフライ フライニット4%
サブ:ズームフライフライニット
ナイキ ズーム ペガサス ターボ 2